テレワークコンサルタント日記

いまさらきけない「テレワーク」とは?~テレワークを導入した企業様の「声」|テレワークコンサルタントのブログ

こんにちは!「いまさらきけない「テレワーク」とは?」シリーズを担当しています、エッセンなおです。

前回のテーマ「どんな仕事が実施できるの?」で予告させていただていましたが、今回は、番外編としてテレワークを導入した企業様の「声」をご紹介します。

これらのコメントは、総務省が公開している「テレワークの普及促進に向けた調査研究」のテレワーク導入支援事例集(※詳細は末尾で)より抜粋させていただいています。

では早速以下よりどうぞ。

『テレワークというと一般的に要介護や産後、遠地での勤務などの労働者のマイナス要素を補完し、企業側が労働力の確保を実現するイメージが強かったのですが、トライアル実施を経て業務効率の改善に一助することを発見できました』

『育児や介護等の理由により通常勤務が困難な社員の働きやすさ向上のメリットに期待をして実施したが、業務の可視化や効率化など全社員に共通するような効果が見られたため、その他の様々な立場の社員においても実施して更なる検証を行い、本格導入に繋げていきたい。』

『もっと時間や場所を有効に使いたいといった潜在的なニーズを公式に認めてあげることで社内の雰囲気がさらによくなっていくと期待しています。これから出産・育児・介護等のライフステージを迎える社員たちにとって、会社がテレワークを導入することは、本人だけでなく、その周囲の人々にまで良い影響をもたらすことが出来ると信じており、社内という小さい枠だけでなく、大きな社会的意義があると考えております。』

『業務効率、個々のライフスタイルへの柔軟性などからテレワークは必要不可欠と考えている。しかし業務の変化に応じて使用するツールや環境整備も変える必要があり、個々の家庭環境の変化によっても会社の制度が柔軟である必要性も考えると、継続的に終わり無く取り組んで行くものであると感じました。それらは、おそらくテレワークに限らず、働き方の多様性という意味では、どこでどういった形態で働こうが、会社として必要になることだろうと思いました。』

『在宅でカウンセリングができることで育児をしながら時間を有効に使うことができる上、今後の採用においては環境さえ整えば仮設住宅や離島・海外にいる人をカウンセラーとして雇用することもできることが分かった。』

ワークライフバランスの確保・コスト削減・人財確保の面で非常に効果があった。テレワーク実施の際の課題も試行してはじめて見えてくるものが多かった。テレワークという遠隔地のコミュニケーションを円滑化するツールが、それまでの近くで働いている人間同士もおたがいの仕事を見える化でき、プロジェクト達成へのモチベーションアップにつながるという想定外の効果もあった。』

『現在は子育て中の女性社員を対象に在宅勤務を導入しようと試みておりますが、個人的には、誰もが在宅勤務ができるようになれればいいなと考えます。近い将来、介護の問題も出てくると思いますので、柔軟な働き方を会社には提供してもらいたいと思います。』

『個々に今行ってる仕事にかかる時間を意識し、効率よく作業できるように改善していく事ができました。』

…いかがでしたか?「現場の声」から、テレワークによって得られるいろいろな「効果」が伝わってきたのではないでしょうか。

本日紹介した事例の詳細はこちらにも掲載されています。
【テレワーク導入支援事例集】
総務省 H26年度 テレワークの普及促進に向けた調査研究

総務省 H27年度 テレワークの普及促進に向けた調査研究

次回もお楽しみに!