令和元年9月から、テレワークマネジメントにジョインいたしました。コンサルタントのママンです。
オリンピックが来年に迫り、見聞きすることが多くなったテレワーク、という言葉。
業界では当たり前の単語ですが、私の前にいた環境では、聞いたことはあっても、よくは知らない人が多かったのが実情です。
私自身は、ひとり親でしたので、ひとり親ビューしてからおよそ半年くらいで知った単語でした。
かれこれ7年ほどまえのことになります。そしてそのきっかけの根底に、弊社代表の田澤由利の影響がありました。
30代後半。転職というとかなりハードルの上がってくる年齢です。
とても悩みました。できれば同じ仕事を続けて極めていくほうが望ましい年齢だとも思っておりましたので、いろいろな人に相談してみることもしました。
本当に自分の選択が正しいのか。その答えは誰からも、もらえるものでもないことは当然のことです。
転職してからの1か月は、9月は台風15号という、さっそく、テレワークの恩恵を大いに受ける機会もあり、常にテレワークができる環境で働くことの発見と驚きの毎日でした。
先日は、こんなことも…。
テレワークだからと言って、会わなくても良いということではなく、実際に会うことも大切にしているのがこの会社。入社して間もない私は、基本的には東京のオフィスに出社し、立ち寄りや、当番で代わる代わる出社してくる他のメンバーと顔を合わせ、仕事をしています。娘にも以前から在宅勤務ができる会社に勤め始めた話をしていました。
ある日、普段は社内にあるPCを仕事の都合で持ち帰り、終業後そのまま娘が待つ学童保育にお迎えに行きました。見慣れないパソコンバッグを持っている私の姿を見て、娘は
「え!じゃあ明日から?」
と思い切り嬉しそうな顔をしました。
明日からは私が在宅勤務で家にいてくれる、と思ったのです。
「ううん。あしたは、これをもって、いつもの東京ではなくて横浜に行って仕事するの。」と説明すると「そっかぁ。まだかぁ。がんばってぇ!」と少々しょんぼりしつつも、可愛く応援してくれました。
学童保育は環境も、相性も良く、楽しんで通ってくれているのですが、少しずつ成長するにつれ、家に帰ってから友だちと遊ぶ子がうらやましい気持ちや、たまには早く帰りたい日もあるようで、私が家でも仕事ができるようになるその日を、心待ちにしていたことが分かった瞬間でした。純粋に喜ぶ子どもの顔をみて、どれくらいの子どもたちが同じ気持ちでいるのだろう…。働き方――私は生き方だと思っている――に影響を与えることができるこの仕事にして、心底良かった、と思いました。
#テレマネ