前回は、新しい方が会社や所属チームに馴染むための
バーチャルかばん持ちについて語らせていただきました。
今回は引き続き、新しい職場、部署に馴染むための方法として、もう一つ、アイスブレイクについてお話しようと思います。
私たちがご紹介するのは、当然「オンライン」でのアイスブレイクです。
テレワークだと、地方だと、サテライトオフィスだと、チームで
「仲良くなれない」「寂しい」「一体感が無い」「アイデアが生まれない」という課題を耳にします。
その課題の解決方法の一つとして、バーチャルオフィスを活用した
オンラインでのアイスブレイクです。
この方法は、以前、テレワークでもできるチームビルディングを試した際に、
参加者の心の距離を縮めるために、実施したものです。
(オンラインでのチームビルディングの様子はこちらで詳しく紹介しています。)
利用したツールはもちろんSococoです。
「共通点 de 自己紹介」と称したアイスブレイクネタは、以下の3つ。
- 血液型
- 得意な科目
- 好きな食べ物
な~んだ、そんなネタ、ググればすぐ見つかるよ、と思わないでくださいね。
こういったネタをどのように運用したかを紹介します。
写真は、3つ目のテーマ、「好きな食べ物」の時の様子です。
Sococoでは、まず中央の部屋に全員集まります。
そして、テーマごとに、周囲の部屋
(例えば、血液型をテーマにした際は、周囲の4つの部屋が、「A型部屋」「B型部屋」「O型部屋」「AB型部屋」になります)へ移動します。
自分の血液型の部屋へ移動したら、同じ部屋に集まった人同士で自己紹介します。
その際のポイントとして、血液型にまつわるエピソードを盛り込みます。
たとえば、「血液型はA型だけど、みんなからは絶対違うといわれてしまう●●です。」といった具合に。
この時にSococoのよいところは、みんなから、どの部屋の人数が多いとか、
どの部屋は少ないといった状況まで見えることです。
「やっぱりAB型ってすくないですねぇ~」といったちょっとした会話にもつながります。
1テーマで自己紹介が終わったら、中央の部屋に戻ります。
次のテーマは「得意な科目」。四方の部屋名が「国語部屋」「数学部屋」という風に変わり、
また全員が各部屋に散らばり、自己紹介をします。
自己紹介が終わったらまた中央の部屋に戻り、3つのテーマに進みます。
この時は、北海道北見市出身の方が多かったからか、焼肉が一番人気でした。
こうして、複数のテーマで自己紹介をしたのち、
最後に中央の部屋に戻ったら、全員で自己紹介をしました。
3回もやると、毎回同じ人と一緒になることもあれば親近感がわきますし、
逆に一度も同じ部屋にならなかった人とも、最後の自己紹介で「一度も一緒にならなかった人」として認識できます。
この時は、アイスブレイクを経て、把握できた人となりから、
お互いに話しかけやすくなり、そのあとに実施したチームビルディングは、
スムーズに開始できました。
チームビルディングだけでなく、たとえば異動後の初のチームMTGの場などでも、
最初の5分くらいをアイスブレイクに使うことで、
互いを知り、心の距離を縮めるきっかけになるのではと思います。
テレワークだからといって、人との距離が縮められないことはありません。
もし4月から新しい部署へ異動する、あるいは新しいスタッフを受けいれる方がいらっしゃったら
参考にしていただけば嬉しいです。
Sococoに興味を持ってくださった方はぜひこちらへ