皆さんこんにちは。
年末よりコロナ感染者数が増えているものの、
行動制限のない年末年始は久しぶりでしたね。
皆様はどうお過ごしでしたか?
私は、年末にコロナに感染し、31日まで隔離生活でした。
そのため、大掃除やらおせちの準備やら、
全く手が付けられなかった代わりに、
ぞんぶんに本や漫画、映画などを堪能し、
1月1日にめでたく療養期間終了!元気いっぱいで年明けを迎えました。
(体を休ませることがこれほどまでに必要だったとは、
と思うくらい、身体が軽くて驚きました。
きっと、無意識に普段から無理をしていたのでしょうね。)
さて、新年一回目の投稿は、私個人の思いを少しお話させていただきますね。
私たちの会社では、テレワークに関する情報を「ミニセミナー」という形で、
無料開催しています。回を重ねること100回を超えており、
毎回テーマをかえ、時流に沿った内容を提供しています。
昨年末に開催したセミナーでは、年内最後の回として、
テレワークに関する「今年の漢字一字」を発表しました。
2022年の漢字は「岐」
「岐」は「わかれる。枝道。ふたまた」という意味。
コロナ禍をへて、テレワークをやめてしまう会社、続ける会社、という分岐点の年だったから。
テレワークが今後当たり前の働き方として認められるかどうかの岐路に立っているから。
そんな背景で選ばれました。
最近の国や商工会議所などが発表している調査結果によると、
こと中小企業に関して言えば、
コロナ禍でテレワークを実施することもなく、
今後も予定しないという企業も多いのが現状です。
弊社も中小企業ですから、新しいプロジェクトなりツールの導入による
人的リソースの負担はよくわかります。
しかし、中小企業の経営層の皆様には、
コロナ前の働き方を続けることが会社の利益につながるのかを
考えてほしいと思っています。
日本はかつてない少子高齢化社会が目の前にあります。
これは予測でもなんでもない「事実」です。
確実に労働人口が減り、若者の割合が減り続け、
そして高齢者が増えていく。
一般的な人生設計があったとしましょう。
大学を出て、就職をして、たまに転職して、結婚して、子育てして、そして介護をして、、、
でもこの期間に自分が病気になるかもしれない(がんの罹患率が二人に一人というのは数年前から言われていますね)。
常に自身が健康でいたとしても、
ライフステージの変化に対応できない勤め先では、
たとえ働きたくても「働けない」状況に陥ってしまいます。
社員に「うちの会社では出社が当たり前なので、仕事を続けていくことができないのでやめます」
と言われるかもしれません。
経営者の方々も人の子。ご自身の両親の介護はどうされますか?
共働きの核家族が増えている今、
自分の親の介護は、男性も女性も関係なく、
いずれふりかかってくる問題と考えるべきでしょう。
その時に、社員にやめてほしいですか?働き続けてほしいですか?
一社員の気持ちを言わせていただくと、
ライフステージに応じて、
仕事のアクセルを踏んだりゆるめたりできることは、
「会社のために働く」モチベーションにつながります。
他の企業だったらとっくにやめなければならない状況でも、
うちの会社なら働き続けられる安心感。
これは「会社に貢献せねば!」という気持ちにもつながっています。
このような書き方をすると、もしかしたら
テレワークは社員のためのように思われるかもしれませんが、
そうではなく、会社のためです。
事業継続のために必要な選択肢の一つとしてあるべきものです。
弊社では、完全テレワークという形でも、
皆が一緒に働いています。
複数のツールを使いこなしていますが、
「みんなと一緒に働いている感」を得られるのは、
なんといってもバーチャルオフィスがあるおかげです。
家でたとえ一人ぼっちでもバーチャル上に他のスタッフがいて、
ちょっと困ったことがあれば、「ねぇねぇ」と声をかけられます。
ライフステージに応じて柔軟に働けて、
テレワークでも孤独なんて言わせない。
そんな会社が増えてほしいと強く思う年始でございました。
つらつらと思いをつづらせていただきました。
バーチャルオフィスに興味を持ってくださった方は、
弊社が取り扱っている、Sococoをご覧ください。