コンサルタントのアイスです。
今年も早いもので、もう残りわずかとなりました。あれもしなきゃ、これもまだしていない、と気ばかり焦るものの、物事はあまり片付かず、時間だけが着実に進んでいきます。
私は、企業のテレワーク導入支援のコンサルティングのほかに、社内から出す文章の校正などにも携わっています。時には、代表の取材に同行することもあります。どうやって、同行するかというと、やはりテレワーク専門のコンサルティング会社ならでは、ということで、テレワークで同行します。
この際に使用しているのが、ケーブルでつないだiPadやiPhoneなどのデバイスを外付けのディスプレイにしてくれる、Duetというアプリケーションです。取材先を訪問した代表が、自分のPCに、持参したiPadミニをケーブルでつなぎ、PCにインストールしてあるDuetを立ち上げると、iPadがディスプレイとなって、PCの画面を映し出します。
映し出す画面として活用しているのが、全社員が使用しているSococo Virtual Office(ソココ バーチャル オフィス)です。このアプリケーションは、バーチャルオフィスという言葉通り、インターネット上にあるオフィス空間です。1人がひとつのアイコンを持っていて、バーチャルオフィス内にいれば、現実には離れていても、お互いに、文字や音声、映像を使って、声をかけたり、相談をしたり、会議をしたりすることができるものです。
私自身は、東京のオフィスにいて、取材先に一緒に行ってはいませんが、バーチャルオフィス内で、取材先にいる代表と同じ部屋(バーチャルオフィス上では、応接室と設定しているスペース)にいます。そして、自分のPCでカメラをつけておきます。するとSococoの応接室のディスプレイに、私の顔が映ります。同じ応接室にいる代表のPCのSococoにも私の顔が映り、Duetを通じて、iPadミニの画面にも映るというわけです。お互いが話す声も、マイクスピーカーを接続していれば、非常にクリアです。
そんなツールを活用しての同行取材は、最初の顔出しで盛り上がります。この方法なら、取材の際に、その場に一緒に行くことはできなくても、いつでも、どこにでも、取材に同行することが可能です。もちろん、取材に限らず、顧客先への訪問にも有効な手段と言えます。何より、顔が見えることで、気持ちの上でお互いの距離が近づく感じがするのは、不思議です。この方法を活用して、来年もまたいろいろな所へ、テレワークで同行してみたいと思っています。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。