9月26日付のForbesJapanによると、英政府は労働者に対して、新たな仕事を始める際に、柔軟な勤務形態を当初から求められる権利を与えることを検討しているとのこと。現状では、労働者は今のポジションに就いてから半年以上たっていなければ、こうした申請はできない決まりになっているそう。今回の法令案では、すべての労働者、とくに「女性や障害者、子どもをもつ親、介護従事者が職業生活と私生活を両立できるようにする」ことが重要視されています。
初日から「柔軟な勤務形態」選べる権利、英で検討（2021年9月26日ForbesJapan）
具体的には以下の通り。
・国内のすべての労働者を対象に、仕事の初日に柔軟な勤務形態を申請できるようにする
・企業側に対しては、それにただちに応答することを義務づけ、申請を却下する場合には相応の理由を示すことを求める
さらに、現行案に対しては、さらに透明性を高め、労働者側が気兼ねなく上司に柔軟な勤務形態を申請できるようにするためにも、企業側にどのような勤務形態が可能かを求人時に明示させるべきだと指摘が挙がっているとのことです。
日本だけでなく諸外国の働き方改革の動きにも注目です。
