以前、当ブログでもご紹介したように、青森県は、昨年10月から総務省と合同で「先進的テレワークシステムモデル実験」を行いました。
青森県
「先進的テレワークシステムモデル実験」の実施について
この青森県のテレワークシステムモデル実験の取組み記事が月刊LASDEC平成22年4月号で、紹介されました。
(遅いご紹介になってしまってすみません)
月刊LASDEC
自治体テレワーク導入への扉を開いた
青森県先進的テレワークシステムモデル実験
実験に至った経緯や、実際に職員がテレワークをする際に発生した問題、その解決策、今後の課題など、6ページに渡り紹介されている、とても興味深い記事です。
記事のポイントのみご紹介しておきます。
・平成20年6月に研究会を発足
・目的は、「雪」「インフルエンザによるパンデミック」「ワークライフバランス」
・「テレワーク=出張」として現行の規定には変更なし
・テレワークのルール設定
→テレワークは週2日まで
→前の週までに所属長に業務内容を提出
→メールで朝と昼の始業・17時半の終業報告
→(出張扱いなので)業務報告書を提出
・USBキーで庁内のPCにログインして業務
・「集中実施」と「業務継続」の実証実験を実施
ちなみに、実証実験期間中に、青森県に新型インフルエンザの流行警報が出たそうです。
地震の予行演習のときに地震が発生したようなものですね(^^;。
こうして実験は無事、終了したそうです。
今後については模索中のようですが、地方公共団体におけるテレワークの先進事例として、さらにがんばって欲しいものです。
#実は5月27日に、平成22年度地域情報化人材育成セミナー(青森会場)の講師として、青森を訪問予定です。この実験の裏話(^^;など、うかがえたらいいな、と思っています。