こんにちは。
テレワークマネジメントのコンサルタント兼マネージャー「ふみやん」です。
わが社の社員は全員「仮想デスクトップ」で仕事をしています。
「仮想」などというと分かりにくいですが、まあ言えば、ネットの向こう(クラウド上)に業務に使うPCの本体があって、手元のPCのディスプレイとキーボードで、そのネットの向こうのPCを操作する、というようなものです。
いつもネットの向こうのPCを使っていますので、自宅PCからアクセスしてメールを書き始め、途中で会社に移動して今度は会社のPCからアクセスしてメールの続きを書く、などということも、よくやっています。どのPCからでもいつもの業務用PC(仮想デスクトップ)を使えるのです。
さらに手元PCには業務のデータが残りませんので、PCが盗難にあったり置き忘れたとしても業務情報が漏れる心配がありません。そのうえ画面の転送を行う「リモートデスクトップ」方式より、動作速度が格段に速いというおまけつき。
どこででも気軽に仕事ができ、セキュリティに強く性能もいい「仮想デスクトップ」はわが社のテレワークの強い味方なのです。
こんないいことづくめの「仮想デスクトップ」ですが、導入には苦労がありました。
まず基本的に「仮想デスクトップ」は、ひとつのサーバーを丸ごと使ってそれを利用者全員で分けて利用する仕組みですので、ある程度の人数が必要です。クラウドでも社内サーバーでの利用でも、少なくとも20名からできれば50名以上での利用が望まれます。そのため主に大企業などで導入が進んでいます。人数の少ないわが社では、一人分の費用がちょっと割高になってしまいます。
逆に費用を抑えるためにサーバー性能を落としてしまうと、サーバーのメモリやディスクを利用者で分けて使う仕組みのため、利用者の動作速度が遅くなってしまいます。また、他の利用者の操作負荷の影響を受けますし、急な利用者数増加も全員の性能低下を引き起こします。
資源と性能の調整が難しいのです。
社内にたてた「仮想デスクトップ用のサーバー」管理者は、性能に関する不平不満の対応に追われ、WindowsUpdateがはいるたびにハラハラしていました(負荷が高い)。
ところが、使っていた「仮想デスクトップ用のサーバー」の装置故障をきっかけに、全員で、アマゾン社の提供するクラウド型の仮想デスクトップ「Amazon Work Space」に乗り換えたとたん、今までの苦労がまったく不要になりました。
接続が速いので、例えば会社訪問の間のちょっとした隙間時間にも、すぐアクセスして業務ができます。マシン性能もよくきびきび動きます。他の人が負荷の大きな操作をしようが人数を増えようが、いっさい性能に影響が出ません。管理も簡単、人数の増減も月単位で簡単に行えます。使い始めて1年近くになりますが、落ちた(ハングアップ)とか故障や接続切れで業務ができなかった、ということも皆無です。信頼性抜群、本当に使い心地満点です。
1人から使えますし、気が変わったら解約も月単位で簡単です。ちょっと試しに使ってみませんか?
「仮想デスクトップ」で一気にテレワークの国に、おいでませ!