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【日経】「ノマド」という働き方

2012/9/2付、日本経済新聞の記事を紹介します。

読書1
「ノマド」という働き方
日本社会の変化映す 社会学者 古市憲寿

(日本経済新聞 2012年9月2日)
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最近の「ノマド」ブームについて、社会学者 古市氏が考察している記事です。

日本で繰り返し「ノマド」的なものがブームになる原因について、<会社による「安定」>と<会社からの「自由」>という2つの理想像のあいだを行き来してきた日本社会の流れを挙げて考察。
また、ポスト工業化社会に突入したことにより、日本人の働き方は「ノマド」的にならざるを得ないとし、国家の代わりに企業が社会保障を提供してきた日本における、自由に働く「ノマド」のリスクについても言及しています。

「『ノマド』ブームを個人の働き方の話と考えていると問題の本質を見逃す」とし、「『ノマド』が問うているのは、日本人全ての働き方であり、社会保障を含めた社会のあり方なのだ」と締めくくっています。

「ノマド」とは、英語で遊牧民という意味で、遊牧民のように何にもとらわれずに自由に働く人たちのことを、最近ではノマドワーカーと表現することが増えています。
私は「ノマド」もテレワークのひとつの形だと思っています。