うりりん, テレワークコンサルタント日記

子育て支援は小学校まで!?|テレワークコンサルタントのブログ

こんにちは、テレワークマネジメントのコンサルタントうりりんです。

8月末に、女性活躍推進法が成立しました。平成28年4月1日から、労働者301人以上の大企業は、女性の活躍推進に向けた行動計画の策定などが新たに義務づけられることとなります。女性の管理職・役員が増えることを狙った法律というわけですが、その実現のためには女性が「長く働ける」環境を整えることが必須ではないでしょうか。

うりりんが大卒で某大手企業に就職した●十年前、配属された職員80名ぐらいの支店で、女性課長はひとりだけでした。自ら「会社と結婚したのよ」とおっしゃっていたデキる未婚女性で、支店内でも一目置かれる存在でした。その後、異動などで何人かの女性課長さんたちと一緒になることがあったのですが、皆さん独身か、既婚でもお子さんがいないというスタイル。
人生の選択は人それぞれなので、全員が「結婚したかった」「子供がほしかった」と思って居たかどうかはわかりませんが、一部の方からは実際に「仕事を続けるために諦めたの」という言葉を聞くこともありました。

この時代の女性の先輩たちの働きぶりを思い返してみると、
「女性が働き続けるには、何かを犠牲にしなくてはいけないんだ」
といった、一種の覚悟みたいなものを感じることも多く、まだ20代前半だったうりりんは、「自分にあんな働き方ができるだろうか」と思ったものでした。

時は過ぎ、21世紀の現在では「女性が働き続けるには、何かを犠牲にしなくてはいけないんだ」なんていう風土は、かなりなくなっています。子育てと仕事を両立できる環境の整備は、その当時より格段に進んだと思いますが、両立支援が未就学児に偏っているように感じるときがあります。

もちろん
「希望する方が全員保育園に入れるようになること」
は大事ですが、子育ては就学前だけではありません。小学校に入っても、中学生になっても続きます。女性が、管理職・役員になるまで長く働き続けるには、もっといろいろな両立支援が必要ではないでしょうか?
そしてその支援の一つがテレワークをはじめとする「柔軟な働き方」だと思います。

うりりんの子供は現在中3と中1ですが、まだまだ子育て継続中です。
次回、機会があれば、子供の小学校入学以降に、私がどんな風に「柔軟な働き方」に助けられたかをご紹介しますね。