田澤由利の徒然テレワーク

【意見】 自営業や不登校の子を抱えるママにも「テレワーク」

高校生中学生の子どもを持つ、友人とのメール。
「飲み会にいく? いかない?」の話(笑)の最後に、こんなメッセージをもらいました。

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学校の保護者会の後、自宅の敷地内にある会社を家族で経営するママと
専業主婦のママ、二人と話す時間がありました。

自営業家庭のママは、会社の仕事も手伝ってはいるものの、ご両親も
ご主人もいて比較的手が空くから、ネットを使って家で別の仕事が
できたらいいなとずっと思っていたのだそうです。
そのために必要なスキルも、家にいながら(自宅を空けられないので)
得られるのなら、超・理想的☆って。

また、専業主婦のママは、下の子が「強迫神経症」で自宅から一歩も
外に出ないので、働きに行きたくても行けないと嘆いていました。
別に、見張っていないと危ないような症状は何も無いので、ただただ
家にいるだけで「時間がもったいない、勉強か仕事がしたい!」と。

子育てや介護だけではなく、自営業や不登校の子を抱えるご家庭など、
テレワークは「現代社会に必要不可欠」な気がしている今日この頃です。

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本当にその通りですね。ワイズスタッフのテレワーカーにも、地方で御主人の農業を手伝いながら、仕事をしている人もいます。また、「子どもに障がいがあるため、外に働きに出れない」というお母さんからの参加申請もあります。

テレワークは、「こういう人たちのもの」という固定のものではなく、「働きに出れずに困っているすべての人」のための働き方なんです。ビジネスの世界にいると、どうしても(母数の多い)「在宅勤務」というテレワークが目立ちがちですが、テレワークは、働きたいけど働けずにいるすべての人への、「働くための、新しい選択肢」であることを忘れてはいけない、と感じました。

 #結局、「飲み会」は行くことになりました。(笑)