企業のテレワーク, 災害時のテレワーク

【GSK】節電分を原資に奨学金、薬学生対象に

2011/6/30、英製薬大手グラクソスミスクライン(GSK)日本法人が、節電による節約分を原資に、被災地への復興支援の一環として、薬学生を対象に奨学金制度を設けることを発表しました。

グラクソ・スミスクライン、復興支援の一環として奨学金制度を新設
節電による節約分を原資に

(GSK プレスリリース 2011年6月30日発表)

発表によると、奨学金制度を開始するための節電対策として、在宅勤務を導入するとのことです。概要は以下。
■2011年7月1日から実施。
■複数のフロアを輪番で閉鎖し、フロア社員は在宅勤務を実施する。
■在宅勤務の頻度は週1~2日。

また、この節電対策の実施のために、5月末から6月にかけて、一日単位で複数フロアの閉鎖を実施し、本社社員の在宅勤務状況を調査したそうです。その結果、IT機器の整備等により、多くの本社社員が在宅勤務が可能であることが判明したため、7月からの本格的な在宅勤務の実施に踏み切ったとのことです。

節電をきっかけに、働き方を多様化するだけでなく、さらに復興支援のためにできることを考え、実際に活動を進めているGSKの取り組みに感動しました。
私も在宅勤務(テレワーク)の推進・普及活動と同時に、在宅勤務を生かした被災地への復興支援をこれから本格的に進めていく予定です。