企業のテレワーク

【リンク】全社員在宅勤務”を実施してみたら

新型インフルエンザの流行で、事業継続計画(BCP)の策定や見直しを考えている企業が増えています。しかし、突然、災害やパンデミックが発生しても、紙に書いたとおりにできるとは限りません。そういう意味で「予行演習」はとても重要ですよね。

これに関して、@IT情報マネジメントに興味深い記事が掲載されました。

@IT情報マネジメント
実際に“全社員在宅勤務”を実施してみたら

BCPの一環として実際に「ほぼ全社員の自宅勤務」を実施した株式会社リンクについての体験取材記事です。

概要は以下です。

・全社員60名による自宅勤務の演習を二回実施
・同社が提供しているIPビジネスフォンシステム「BIZTEL」を利用
・会社にかかってきた電話は、持ち帰ったノートPCで対応
・会社に届いたFAXは自動的にPDF化されたものをメールで受信
・社内ネットワークへのアクセスや、メールの送受信はVPN経由
・在席管理はインスタントメッセンジャーを利用
・社内打ち合わせや社員同士のコミュニケーションは、電話会議室やメッセンジャーを利用
・印刷環境は、社員の自宅用にプリンタを支給

いろいろなツールを組み合わせて、ネット上で、いつもと同じように仕事ができる環境 (弊社では「ネットオフィス」と呼んでいます)を構築する、というのは、やはりテレワークの基本ですね。

ちなみに、実施した結果「“生活音”は防ぎようがなかった」というのは、「確かに」と思いました(笑)。