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【日本マクドナルド】本社社員の6割が在宅勤務を経験 震災後に利用者は1.5倍に

2011/7/7付、ITproの記事で、日本マクドナルドの在宅勤務の事例が紹介されています。

日本マクドナルド
本社社員の6割が在宅勤務を経験
震災後に利用者は1.5倍に

(ITpro 2011年7月7日)

記事によると、日本マクドナルドでは東日本大震災を機に、在宅勤務制度を利用する社員が急増し、震災前に比べて1.5倍増えているとのことです。2011年6月末時点では、本社勤務する社員の6割である約300人が、少なくとも週に1~2回在宅勤務をしているそうです。

同社で実施している在宅勤務制度の概要は以下。
■管理職を含む、本社勤務する社員約500人のうち、自宅では業務をすすめづらい一部の部門を除く全員が対象。
■自宅での作業環境を整えるための費用は、会社が負担。
■在宅勤務の利用者へは、はじめに2~3時間のオリエンテーションを実施。
■在宅勤務をする際には、事前に部署内にその旨を周知した上で、スケジュール管理ソフトに自宅での作業内容をできるだけ詳細に書き込む。

また、2~3ヶ月に一度アンケートを実施し、在宅勤務の利用者が抱く不満を吸い上げて改善につなげる、さらに、在宅勤務の利用者を対象に自社内の成功例をメールマガジンで配信し、利用促進につなげる等の施策も行っているそうです。