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【奈良県】ひとり親家庭等の在宅就業支援事業、受講生アンケート(第一期2回)の結果を公開

奈良県がひとり親および障がい者を対象に実施している「奈良県就労困難者在宅就業支援事業」において、受講生アンケートの結果が公開されました。

第2回目となる本アンケートでは、先日終了した基礎研修の内容や本研修が受講者(ひとり親・障害者)に与えた影響などについて聞いています。

奈良県就労困難者在宅就業支援事業受講生を対象としたアンケート結果(第一期2回目)

レポートはこちら (PDF形式 314KB)です。
「奈良県在宅就業支援事業受講生を対象としたアンケート 結果(第一期2回目)」(2010.12.9)

まとめを以下に抜粋します。

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■e-ラーニングによる学習スタイルに慣れつつも、受講生のモチベーションは維持されている
自宅研修(e-ラーニング)について、「平日は毎日、休日も取り組むことが多い」という受講者が半数を占め、「休日以外は毎日取り組む」受講者と合わせるとほぼ8割がコンスタントに学習に取り組んでいます。研修の内容についての満足度が高いことに加え、「トレーナーからの励まし」や「仲間同士の交流」など「クラスルーム制」の効果により、受講者のモチベーションが高い状態で維持されています。さらに、研修開始時と比べて、研修受講によるスキルアップを実感し始めていることがわかりました。

■研修参加が、就業への意識・スキルアップにとどまらず、生活改善効果をもたらせている
今回の研修を受講したことで、変わったと思うところ(生活・知識・学習意欲・仕事意識など)があるかたずねると、9割以上が自身に良い変化を感じていることがわかりました。
具体的には「就業への意識が高まった」「学習に対する意欲が増した」「具体的な目標を持てた」といった声や、そのほかでは、育児や家事、その他生活全般に対する姿勢が改善されるなど、様々な面での向上効果を確認することができました。他の受講者から良い刺激を受けたり、組織の一員としての視点を身につけたなど、クラスルーム制の効果とみられるコメントもあがりました。
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 第1回目のアンケートはこちら
 【奈良】ひとり親家庭等の在宅就業支援事業、受講生アンケートの結果を公開