田澤由利の徒然テレワーク

【用語】在宅人材サービスとは?

2010年7月31日の日本経済新聞の「きょうのことば」は在宅人材サービスでした。
一面のトップ記事「コールセンター業務、クラウド使い1000人在宅勤務」に出てくるため、その意味を解説しています。

この「きょうのことば」によると、
パソコンや携帯電話を使いオフィスに通わず働く人をインターネット経由で組織して企業などに労働力を提供するサービス。「テレワーク」とも呼ばれる。
・・・となっています。

日経新聞の愛読者でもあり、「テレワーク」に長く関わってきている私としては、「?」と思わずにはいられませんでした。
日経新聞の「きょうのことば」は、私の認識では、「一般的に使われる経済用語をやさしく解説してくれている」ものです。しかし、「在宅人材サービス」という言葉は、一般的に使われているものではありません。実際に、本日(2010.8.1)時点で、Googleで「フレーズ」検索をしてみても、今回の記事のサイトやブログしか出てきません。どうして、この言葉が「きょうのことば」に選ばれたのか・・・また、「テレワーク」と同意語のように説明されているのか・・・。

ちなみに、私の認識で(勝手ながら)説明させいただくと、「在宅人材サービス」の説明は以下のようになります。

在宅人材サービスとは
パソコンや携帯電話などインターネットを使って在宅で仕事ができるよう、システムやしくみを構築、ワーカーを管理・組織化して、企業などに労働力を提供するサービス。会社に通勤することができず、埋れている労働力を有効活用することができる。

政府が推進している「テレワーク」という働き方を活用したサービスのひとつ。
政府は、在宅でテレワークをする「在宅型テレワーク」について、政府は2015年に在宅型テレワーカーを700万人にする目標を定めている。