企業のテレワーク

【新型インフル】休園・休校で子を持つ親の欠勤がもたらす損失は、全国規模で2,000億円以上

以下は先月に発表されたレポートですが、とても興味深いのでご紹介します。

2009年6月12日 株式会社 東レ経営研究所
新型インフルによる休園・休校に伴い、0歳~小学生の児童を持つ親の欠勤がもたらす「職場コスト」

レポートには、以下のような記述があります。
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このように現在の日本の「職場のあり方」は極めて大きなリスクを抱えている。
従業員が自宅で働くことができる「在宅勤務」制度の導入や、従業員が休んでも混乱しない職場の体制づくりが急務だ。今回のインフルエンザ騒動は、誰でも、いつでも、どこでも働ける、あるいは代替できるような職場にしないと今後企業はやっていけなくなってしまう、という警鐘と捉えるべきであろう。
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私もまったくそのとおりだと思います。

テレワークは、「福利厚生」の1つだと考えている企業が少なくありません。
そうではなくて、企業の重要な「危機管理」の1つなのです。