田澤由利の徒然テレワーク

【意見】育休法改正、残業免除を義務付け 厚労省が検討

本日2008/11/28の朝日新聞に、以下のような記事が掲載されています。

朝日新聞
育休法改正、残業免除を義務付け 厚労省が検討

厚生労働省は、働きながら子育てができるよう、3歳未満の子どもがいる従業員は残業を免除し、短時間勤務もできるよう、育児休業制度を改める方針だとか。

福田康夫前総理に私が手渡した「女性が働きやすい社会をつくるための報告書」にもあるように、子育てする女性だけに手厚い支援を出せばだすほど、仕事を休める環境をつくればつくるほど、目に見えない面での「働きにくさ」(女性に重要な仕事をさせない・女性を採用しない等)につながる危険性があります。企業経営者が困るような、まわりの社員が困るような、法改正はいい結果を導くとは私は思いません。 *今回の対象は男性も含むが、実際はほとんどが女性になると予測されます
アメリカで「柔軟な働き方」についていろいろな話を見聞きし、さらにその確信が高まりました。

記事には、「働く女性の約7割が第1子出産を機に仕事をやめている。このため、育休を取った後、職場に復帰しやすい多様で柔軟な働き方を選べるようにすることが必要だと判断。 」とあります。
「柔軟な働き方」というのは、「時間を短かくする働き方」ではなく、「時間を上手に使う働き方」であるべきではないでしょうか。そして、その大きな答えの1つが「テレワーク」ではないでしょうか。

以下、私の切なる願いです。

 【提言】「育児休業中のテレワーク」を実現してほしい!